【英語多読】ドタバタにクスッとするThe Bird and the Breadの魅力をなかやまが紹介してみる

f:id:oyakodomoeigo:20170219130631j:plain

これも以前、ブックオフで108円で購入しました。

The Bird and the Breadは、オックスフォード大学出版から出ていたStart with English Readersシリーズの本です。レベルはGrade2。

どれくらいの単語数なのか

語数は708語だそうです。英語多読素人の私がざっと数えたら721語でしたが、ice-creamを2語で数えたからかな?

ページ数はお話だけで16ページ。この中に708語と絵がありますから、結構びっしりと文章が詰まっています。ただ、同じ言い回しの繰り返しなので、難しくはありません。同じ単語も何回も出てきます。

先日、英検4級を受ける前の息子に久しぶりに読ませところ、詰まることなく読み切りました。購入した当初はフォニックスを学び始めたばかりで、ほぼ読めず。

 

この本の絵を描いているのは、あの本と同じ人 

あの本とはこれです。

www.oyakodomoeigo.com

なんとオックスフォードリーディングツリー(ORT)の絵を描いている人と同じなのです〜!

The Bird and the Breadはかなり昔の本(1983年)なので、絵はORTのキッパーたちと比べるとすごく素朴です。でも、絵が語りかけてくるような画風はそのまま。

 

巻末にWORDS IN THIS BOOKあり

この本に出てきた単語が巻末4ページに絵と一緒にまとめられています。

f:id:oyakodomoeigo:20170219135959j:plain

(絶版本なので画像を載せましたが問題がありましたら消します)

どうですか。すごーくわかりやすいミニミニ辞書みたいじゃないですか?

 

お話の内容はドタバタでクスッ

This is the story of the bird and the bread.と本文始めにありますが、主人公は表紙の赤い鳥だと思います。内容をざっくり私の言葉で書きます。

 

「赤い鳥がパンを狙い、その鳥を狙うは黒い猫。間一髪のところで飛び立った鳥(パンはしっかりくわえて逃げた)を追いかける猫に反応しすぎな犬。その犬のリードはランプの掃除をしていた人の梯子に結び付けられていたため、お掃除屋さん落ちる。お掃除屋さんが持っていたバケツも落ち、ベンチで本を読んでいた人の頭に。頭にバケツをかぶったために前が見えない人が立ち上がり、アイスクリームを持って自転車に乗っていた少年にぶつかる。少年は川に自転車とアイスクリームごと落ちる。その川にいたduckたちはびっくりして道路に。そこへ来た自動車がduckを避けようとしてフルーツ屋さんに突っ込む。関わった人間たち皆(お巡りさん以外)が悲しみに暮れている。犬に執拗に追われる猫も壁の上に逃げたが当然unhappy。そして、すべての原因の発端を作ったあの赤い鳥は、木の上で気分よく歌っている。パン?It is in the birdなんだぜい。はっはっは!いや〜ハッピーハッピー。おしまい。」

 

みたいなわかりやすい昭和風ドタバタ劇です(笑)現代の子どもにもウケるんじゃないでしょうか。息子に最初読み聞かせをした時は、「あーあ。」って言われただけなんですけど・・・(笑)確かに、「あーあ。」ですがね。

 

今回は、息子の英語多読用に買った本がいつの間にか私の宝物になっていた本をご紹介してみました。オチはわかっているのに何回読んでも私はクスッとしちゃいます。